家庭的なピアノ専門店。温もりのある音に出会えます。
会社案内国産ピアノピアノ修理直輸入・オーダーメイド」お客様の声
   
ドイツを旅行されると色々な楽器を扱う店でピアノ展示しているという一般店の他、ピアノハウスとかクラヴィーアハウスという修理・メンテナンス・販売を中心とした専門店がある事に、お気づきの方もいらっしゃるのではないでしょうか?この様な専門店は80年〜100年以上前に販売した楽器をオーバーホールしたり、調律・メンテナンス、新品・中古・オールドの販売という専門的業務を中心にしており、実務経験の豊かな人材が後継者を独自に育成しているところも多々あります。この辺が音楽教室と物販中心の国内ピアノ販売業者とかなり異なるところです。

さて、その専門店を覗いても1990年代以前と近年では、展示品が変化してきました。以前からその傾向はありましたが、手工生産のメーカー程(カタログ上別にして)益々黒塗ピアノの比重が高くなり、新品のブースはどの店も殆ど黒になっています。木目のピアノは減少し、欧州中古市場もこの先は黒塗中心となってくる事でしょう。

とはいえ、本場ドイツには19世紀の伝統を受け継いでいる少量生産の製作所がまだ残っており、私共の窓口では御希望の仕様で、手工生産メーカーへ直接注文という選択も御用意しています。威圧感の無いコンパクトな小型ピアノでも、規格化された普及品とは異なり、歌心のある暖かい樹の音がします。
1台1台直輸入なので、例えば黒鍵を黒檀、外装はナラ・ぶなくるみマホガニープルーン等が選べます。店頭には見本品を展示しています。一度御覧ください。勿論気に入っていただけたら、現品で承ります。
  


Pfeiffer(プァィファー)社の紹介
この一族は、1600年代から400年の歴史を誇る木工職の名家で、現当主は9代目に当たります。現地ではロールスロイスクラスと云われ、殆どは欧州の音楽専門家及びピアノ愛好家筋に納められています。プァィファー家は欧州市場を中心と考えていた為、1990年以前は正式に日本への出荷はされていません。しかし、代表的国産メーカー2社は研究用のためか、計5台程持ち込んでいるようです。


6代PfeifferHeinrich Steinweg(スタインウェイ社の創始者)は師弟関係にあり、若き時代は米国の彼の元で修行生活を送っています。当時からスタインウェイ以上のピアノ造りを目指していたことが推察されます。7代Doctor Walterは、欧州内においてはピアノ製作を志す人達の間で権威あるピアノ製作の大家として知られ、ピアノ製作専門書の執筆も多く、各ノウハウに裏打ちされたこのファミリーの最小のアップライト(モダンモデル)を弾いたピアニストの巨匠ヴィルヘルム・ケンプは、表情豊かなピアノに対し歓喜し『プァィファーは傑出したメーカーだ。』と賞賛しました。その他の高名な専門家たちも Pfeiffer を所有し同等の賞賛をしています。

小さな楽器に音楽性を持たせて鳴らす事は、至難の業である事を各ピアノメーカーは知っています。随所に巨匠を歓喜させる独自の調整を含む多くのノウハウが、最小のモデルさえ一族の情熱と共に注ぎ込まれているのがドクタープァィファーのピアノと申せましょう。つまり、
『全てのモデルが、コンサートタイプ』なのです。
 
プァィファー社はシュヴァーベン地方のシュトゥットガルト盆地にあり、その気風は『質素にして頑な・独立独歩』という強い個性があると云われています。この地方はメルツェデス・ベンツ/ポルシェ/ボッシュといった世界に誇る独自性のある技術的に優れたドイツを代表する組織があり、プァィファー家もアップライトに於いてはどこにも負けないという、その個性は共通の物です。特にモデル124は完成度の高い楽器で、その秘密のひとつは全く異なる独自の鍵盤システムです。略1対1の鍵盤比を持つうえ、労力を惜しまず事前に細かな質量検査と優れた工法によって軽敏・繊細なタッチが与えられ、アップライトの頂点に立つものです。基本的構造が優れているので、他社のように後から大きな穴を開け、重い鉛を入れることがないので、鍵盤自体の比重は至極軽量です。
 
19世紀から20世紀初頭に於ける巨匠の伝説的賞賛は、どこのメーカーも持っていますが、近年行われたピアノ
専門家による欧州ピアノメーカーのコンクールでもわが国でよく知られるメーカーのトップモデルを打ち負かし金賞を獲得するという事実もその実力のあらわれと云えます。
我国に於いては、南ドイツ留学生(多くの現地音楽学校に納品)や相当のピアノ事情通を除けば知る人も少なく、触る機会も殆ど無い楽器ですが、もしオーナーとなりえたなら、
生涯の友との語りは格別の時間になりましょう。
ハカランダ(ブラジリアンローズウッド)モダンモデル ソリッド(無垢材)アルダー
Pfeiffer社モダンモデルは、ハンブルクやウィーンの大型アップライトより、欧州で高く評価されているプレミアムコンパクトで、このクラスでは並ぶ物がありません。その感触は御自身でお確かめ下さい!
   


素顔のAUGUST FÖRSTER(アウグスト・フェァシュター)社
現地ピアノ業者間で通称フェァシュターと云われるアウグスト・フェァシュター社は、ドイツ・ザクセン州の東方に位置し、『手工生産のグランドとアップライトピアノ製作所』 という肩書を付けた社名が正式です。

今やヨーロッパでも数少ないハンドメイドメーカーの一つで、商業主義的なメーカーと対照的な存在。年産数僅か数百台。その殆どが欧州市場(一部北米)へ納品されています。

現在、旧西側ピアノ市場の冷え込みに反し、大型のグランドピアノは価格以上の品質から、好調なロシア市場の受注が増え、モスクワやサンクトぺテルベルク等、文化の中心地へ出荷されています。

つい1998年頃迄は、蒸気の木工プレスが使用され、120年前の手動響板関係接着ジグ(現在も使用中)等、戦前のピアノ製作を現代にいてそのまま見る事が出来た工場でしたが、2009年には工場全体の改修が予定されています。

第二次大戦前には、フェァシュターも何れかの商社を通じて輸入されていましたので、当時は我国でも良く知られた名柄でした。英語読・ローマ字読が混雑していた為『オーガスト・フォスター、或いはフォルスター』と呼ばれていました。我国に於いても、フェァシュターを模範として製作されたピアノも多く在存しています。
  
19世紀のザクセン国は、アウグスト強王に代表されるように強大な国で、エルベのフィレンツェと称される交通の要所帝都ドレースデンや印刷業・音楽の都ライプツィッヒという街を抱え、とても華やいでおり、文化の中心地であったため、多くのピアノメーカーもザクセンに集まっていました。やがて第二次世界大戦時に、有名なドレースデン空爆によりこの地方は壊滅的被害を受け、殆どのピアノメーカーは立ち直ることなく消滅しました。
フェァシュターの仕事はドイツの製作者間でも『優れた手仕事』と評価される様に戦後不幸な体制化にあっても、全欧からの受注が途絶えず、幸運にも生命の火は灯り続けることが出来ました。

『良い樹の音がする』とされる楽器は、知られざる多くの個性も持っています。例えば、グランドの絃はウィーンのベーゼンドルファー同様手間のかかる総1本掛、外装リムは硬材のべースに軟材を巻き合わせる昔通りの工法。116cmのアップライトが、国産170cmクラスの最長絃より長く、堅牢で音響に優れた6本支柱等。殆どのメーカーが失ってしまった手工技術の伝統が、このザクセンの外れのフェァシュターには色濃く残されています。そして一般メーカーと異なり、グランドの生産比率が高い事(UP3:GP2)も支持を裏付ける特徴です。
いつもにこやかな製材ブース モデルG(125cm)ダンパー膠付後の一息




 日本の皆様こんにちは 私は6代目フェァシュター社代表アンネカトリンです。私達の歴史概要は殆どこのページで紹介されて居ります。私は日本の皆様にここで触れられていない部分をお伝えしたいと思います。
私達は1859年の創業、1900年に大きな歴史的な変化を遂げます。当時の経営者が、北部ヨーロッパで積み重ねた実績から、中欧ハプスブルク家のオーストリア・ハンガリー帝国に進出するビジネスチャンスを得ました。
ただ、当地から地中海に至るこの大帝国市場に出荷するには重税が課せられたため、此処から10数キロ南の帝国内ゲオルクスヴァルデ(現在のチェコ)に第2工場を設けました。

第二次大戦後、私達はこの第2工場を相続する事ができずにチェコ政府に国営化され、社会体制も楽器の品質も私達のオリジナルと全く異なる東欧市場のピアノ(Weinbach等の別ブランド)となりましたが、第一次大戦終了後、チェコがハプスブルク家から独立する迄、ザクセンと同じ品質で生産されていました。

今日私達の工場はドイツのザクセンだけで、親族経営。家族のような雰囲気の中、各自それぞれのポジションで、質の高い仕事に従事しています。私達は、部材品質を下げたモデルや、廉価版の別ブランドを持つことなく、単一銘柄で地道な製作活動を通じ欧州市場に答えており、アップライト5機種・グランド4機種を御用意しています。
それでは、皆様の御用命を心からお待ち申し上げております。
 





欧州の愛好家から譲り受けた秘蔵品、或いは信頼のある各提携拠点からの入手品を国内メーカーのグランドピアノ程度の御予算から御案内いたしております。

入荷品は新旧ありますがドイツ市場で評価が高く、保存状態の良いコンパクトな物が中心。厳選した1台限りの逸品です。お買い求めやすい普及品も一部御用意しています。



現地在庫・委託品等含む厳選入荷品及び入荷予定品情報(一部を会社案内のミニフォトギャラリーで御案内中)
アウグスト・フェァシュター(AUGUST FÖRSTER)116cm、トラディション。
アウグスト・フェァシュター(AUGUST FÖRSTER)116cm、マホガニーチッペンデール。
キンボール(Kimball)ウォルナット
グロトリアン・シュタインヴェーク(GROTRIAN−STEINWEG)122cm。
ケンブル(Kemble英国製ニューモデル)クラッシック116cm、モカ・オーク。
プァィファー(Pfeiffer)モダンモデル112cm。
プァィファー(Pfeiffer)118トラディション、118cm。
プァィファー(Pfeiffer)GP170cm。
ベーゼンドルファー130CL
べヒシュタイン(BECHSTEIN)K。
シンメル(Schimmel)113cm。オークソリッドパネル(額縁付)・オールドドイツモデル。
スタインウェイ(STEINWAY)114cm/モデルZ
スタインウェイ(STEINWAY)125cm/モデルV。
スタインウェイ(STEINWAY)GP180cm/モデルO。



 
  直輸入・オーダーメイド


写真上:1880年代に皇帝へ収められた緻密な象嵌の施されたチーク材のプァィファーグランド
写真下:プァィファー社400年の歴史を紹介する地元の新聞記事。
 
マホガニーケースに枠象嵌を施し、ウォルナット・フラットカット化粧板を貼り込んだ製作中のプァィファー・グランド













2004年フランクフルトメッセで話題になったモデル、アルダー(無垢材)ラントハウスモデル。ダイヤモンドオイル仕様。










伝統を感じさせる19世紀の頃と殆ど変わらない地味な佇まいを見せるフェァシュター社


1本毎に絃を張る為、個々にループを作る労力を要します。

製作中のセミコンサートグランド。
ドレースデン空襲後,ガレキの中から殆ど無傷で見つかったという金ピカのアウグスト強王像(ドレースデン・ノイシュタット)。



某氏御所有、当店特注オリジナルモデル/フェァシュター116cmマホガニー・チッペンデールと本革張回転椅子。上下パネルに、高価で希少なピラミッドマホガニー材/黒檀黒鍵仕様。


ピアノ探しの旅の中で出会った各地の一コマを御紹介します。
ザクセン風ソーセージ入りジャガイモスープとマイセンワイン(リースリングQba) 古物商で偶然見つけた1700年代末頃のアンティークマイセン磁器
    

         ピアノハウス ハントケルナー 
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